ドルアーガの塔はナムコが 1984 年に発売したアーケードゲームです。
ゲーセンでノーヒントの謎解きをさせるという、 ある意味とんでもないゲームでしたが(笑)、 開発者の予想以上にヒットしたようです。 多くの家庭用ゲーム機やパソコンに移植されました。
いろんな Web サイトに攻略情報や解析情報がありますが、 情報がバラバラになっている感じがするので、 細かく解析してまとめてみました。
解説する上で、以下の用語を使います (一般的な技術用語については省略します)。
一部のチップについては省略します。ちなみにマッピーと同じ基板です。
CPU | MC6809E 1.536MHz 2 個(メイン/サウンド) | メモリ | メインプログラム ROM 32KB サウンドプログラム ROM 8KB メイン/スプライト用 RAM 6KB BG 用 RAM 4KB メイン/サウンド共有 RAM 1KB |
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表示範囲 | 224x288 ドット |
表示色 | 256 色(RGB それぞれ 3-3-2bit)中 32 色(スプライトと BG 面 16 色ずつ) |
スプライト | 64 枚 縦横それぞれ 16/32 ドット 16 色 128 パターン(16x16 ドット単位) H 反転/V 反転 パレットブロック 64 個 |
BG 面 | 1 キャラクタ 8x8 ドット 4 色 256 パターン H 反転/V 反転 スプライトとのプライオリティ選択(キャラクタ単位) パレットブロック 64 個 上部 28x2 キャラクタと下部 28x2 キャラクタは固定 中部 28x32 キャラクタは横スクロール可能 スクロール部は仮想画面 60x32 キャラクタ |
サウンド | 波形メモリ音源 8ch.(波形は 4bit×32 サンプル、8 音色) |